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◆IEEE802.1X(SwimRadius編 その3)

※動作確認は、Cisco2500、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。


◆IEEE802.1X(SwimRadius編 その3)

 「IEEE802.1X(SwimRadius編 その2)」の続きです。ここでは、SwimRadiusをインストールと設定を行ってゆきます。

使用するネットワーク構成は、以下のようになります。



◆SwimRadiusのファイル構成

 「SwimRadius」をは、アライドテレシス(Allied Telesis)社のホームページからダウンロードします。有料のソフトウェアですが、インストール後 30 日間のフリーライセンスで試すことができます。

 コンテンツを作成している段階で、ファイルは、3つで構成されていました。定期的にバージョンアップしているようなので、ファイルの構成は、今後変わるかもしれません。

●RADIUSサーバ ソフトウェア

RADIUSサーバ本体です。一般的なRADIUSサーバの機能とポリシーの指定などの機能を持っています。

●RADIUSクライアント ソフトウェア

サプリカントではありません。Windowsが標準で持っているIEEE802.1Xの認証機能に加えて、セキュリティー機能を強化したい場合に使用します。

●マニュアル

インストール、設定方法が記載されています。


◆SwimRadiusのインストールと設定

 ここでは、基本的なIEEE802.1Xの認証機能を利用するだけなので、「RADIUSサーバ ソフトウェア」のみをインストールしてゆきます。

 インストールは簡単です。詳しくはマニュアルに記載されています。ダウンロードした「RADIUSサーバ ソフトウェア」のファイルをダブルクリックすることでインストールが始まります。「次へ」をクリックします。


 基本的に、「次へ」をクリックして進めればインストールが完了します。途中、「シリアル番号」と「認証キー」を入力します。

インストールが完了したら、「SwimRadius」を起動させます。

ユーザ名: Administrator
パスワード: (なし)

を入力して「ログイン」ボタンを押します。

アライドテレシス機器と言えば、ユーザ名「manager」、パスワード「friend」ですが、違いますので注意して下さい。


起動すると下の画面が表示されます。


「設定」→「認証情報管理」をクリックします。


「新規作成」をクリックします。


ユーザ登録画面が表示されます。


●ユーザID: user-1
●パスワード: user-1
●認証方式: EAP-MD5
●有効期限: デフォルトを使用します。1年後が有効期限になっています。
●ユーザ名: PC_A
ユーザIDに対応した任意の文字列を設定します。
●セキュリティソフトチェックの機能は使用しないので、チェックを外しておきます。


入力が完了したら「OK」ボタンをクリックします。

作成したアカウントが表示されます。


「OK」ボタンをクリックします。

元の画面に戻ります。


「設定」→「RADIUSクライアント設定」をクリックします。


「新規作成」をクリックします。


オーセンティケータの情報を入力します。


入力したら「OK」ボタンをクリックします。

登録した「RADIUSクライアント」が表示されます。


「OK」ボタンをクリックします。

これで、「SwimRadius」のインストールと設定は、完了です。

次の「IEEE802.1X(SwimRadius編 その4)」では、構築したIEEE802.1Xを検証してゆきます。

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