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◆ログアウト時間の変更(no exec-timeout)

※動作確認は、Cisco2500、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。

◆no exec-timeout コマンド

下の図を見て下さい。

 より大規模なネットワークの演習を行うとなると、それなりに時間がかかります。

 例えば、下のネットワークを構築するには、Router_A〜Router_Eの5台のルータの設定が必要です。

 Ciscoルータは、コンソールで何もしていないと、デフォルトで10分で自動的にタイムアウトしてログアウトされてしまいます。

 つまり、何台目かのルータの設定を行っている間に、設定済みのルータがタイムアウトしてログアウトされてしまうのです。


 一度の設定で全て間違いなくルータの設定ができれば、ログアウトされてしまうことに、気にならないかもしれませんが・・・

「あっ!あそこの設定、間違えてしまったぞ!」

と気づいて、設定済みのルータの設定をしようと思うとコンソール画面を見てみるとタイムアウト!

ログイン作業が結構、煩わしくなってきます。

そこで、便利なコマンドが、「no exec-timeout」コマンドです。

Router(config-line)#no exec-timeout

タイムアウトしてコンソール接続が自動的にログアウトされなくなります。

Router(config)#line console 0
Router(config-line)#no exec-timeout

ちなみに

Router(config-line)#exec-timeout 0 0

と入力しても同様の結果が得られます。


◆exec-timeoutコマンド

コンソール接続から自動的にログアウトされる期間を「exec-timeou」コマンドで指定することができます。

Router(config-line)#exec-timeout {分} {秒}

 「no exec-timeout」コマンドを設定すると自動的にコンソール接続からログアウトされなくなります。実際の運用時に関しては、セキュリティー上の問題になりますので、このコマンドの使用は、あくまで演習時にとどめておきましょう!

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